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執筆者の写真AKI IMAIZUMI

パワーハラスメントが起きやすい職場の特徴      「職場のハラスメントに関する実態調査」から

少し前になりますが、全国の企業と労働者等を対象に、令和5年12月~令和6年1月に実施された令和5年度厚生労働省委託事業「職場のハラスメントに関する実態調査」についての報告書が公表されました。


現在の勤務先でパワハラを経験した人と、パワハラを経験しなかった人が回答した職場の特徴を比較すると、特に回答割合の差が大きいものは、

「上司と部下のコミュニケーションが少ない/ない」

「ハラスメント防止規定が制定されていない」

「失敗が許されない/失敗への許容度が低い」

「従業員間に冗談、おどかし、からかいが日常的に見られる」

などでした。※詳細は、厚生労働省HP https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40277.html


人をネタにした心無い冗談、からかいはハラスメントになり得るリスクを伴うにも関わらず、職場や会議を盛り上げよう(?)と過度に人をイジる、周囲も不快ながらも微妙で指摘できないことがあります。


ハラスメントの定義や類型を学ぶハラスメント基礎研修を実施済みの企業様は多いと思いますが、具体的なグレーゾーンを自分たちの現場に当てはめて認識を合わせる機会は持ちましたか?


ハラスメントの基礎研修の後には、自分たちの現場を舞台に、日常的なコミュニケーションの中で起こり得るグレーゾーンの具体例を出し合い、ボーダーラインについて意見を出し合うなどのディスカッションを通して自分たち事に考え、認識合わせをする機会を持つことをおすすめします。

弊社はファシリテートでご支援させていただきますので、ぜひお声がけください。







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