【DX】職場のDXが進まないケースについて その②
- 吉田 薫
- 2024年7月23日
- 読了時間: 3分

IPAの「DX動向2024」に ”ビジネスモデルや組織風土の変革を推進するために、経営者・IT部門・業務部門が協調できているか” という調査があります
その中で、2023年度調査結果の「十分にできている」の回答割合は7.2%と低く、「まあまあできている」を含めても43%程度とアメリカの調査結果(80%)の半分程度となっています
この事からも日本では「経営-IT部門-業務」の協調が決して順調に進んでいるとは考られず、もちろん「DXの推進」も停滞している事が推測できます

経営者・IT部門・業務部門の協調
※「DX動向2024」IPA
そこで社内協調が上手く行かず、DXが進まない良く見かける事例その②について解説していきます
どの様なケース化と言えば、「DX担当に丸投げ」です
「え?IT部門がDXを推進するのって普通じゃないの?」と思われるかもしれません
しかし、多くの企業ではビジネスモデルや組織風土の変革を推進するために、経営者・IT部門・業務部門が協調する「企業文化」を持っていません
そこで、DXの推進をIT部門に委ねれるのは決して上手い方法とは言えません

実際に私が情シス担当だった頃の話ですが、
経営者が「よし!わが社も本格的にDXを推進しよう!」と決めても、目的が解りませんので、正直「何から始めたら良いの?」という事になります
それでも、何とか始めようと業務部門にヒアリングを行い、何とかDXのプランを作成し経営者に承認を得て「頼んだぞ!」という事になります
ここまででも相当な労力です
そこで、業務部門に経営者に承認を得たDXプランを説明して「変えていきましょう!」と熱く語っても、「今、忙しいから。後にして」と大体は話を聴いてもらえません
そこで、気づきます
「そういえば、経営者から、DXについて具体的な目的や目標って、業務部門に伝えてないじゃん!」
察しの良い方はお気づきかも知れません(笑)
経営者はDX推進を決断し、IT部門に任せましたが、業務部門には何も説明していません
そこで、IT部門から業務部門へ説明しても、そもそも協調関係が上手く出ていません
さらに他分門からの指示ですから、優先的に動いてくれることは殆どの場合無いですよね
勿論、IT部門と業務部門の協調が欠けていることに問題があることは否めませんが、経営者から直接、業務部門へDX推進の優先度を伝えてしまえば、それだけで上手く行くことなのかもしれませんね
このように「IT部門丸投げ」はDX推進が上手く進まない典型的なケースと言えます
これは余談ですが・・・
元々、売り上げに直接貢献せず、更には明確な生産性もないIT部門・・特に情シス担当は社内政治では底辺に扱われることが多いです(笑)
当然、「底辺の情シス」からお願いしても、殆どの場合聴いてもらえないんです(事実ベース)
では、どのように進めればDXが進展するのか?
今回は私の愚痴のような回になりましたが、次回はDXが上手く進んだケースを紹介したいと思います
「DXについて相談したい!」
「DXが進ままない・・」
「DXを進めるいい方法はないか?」
「そもそもDXって何?必要なの?」
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